うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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ずっとピアノ習っているのに1曲も弾けない子

うちの子がやってる習い事の中でピアノがあります。

数々の習い事をしてきたチャト坊にとってピアノは記念すべき最初の習い事であり今でも続いてる習い事なんですね。
もう5年以上やってます、数えたら。

ピアノについては↓でも書いているので興味があれば。

undoshinkeikaihatu.hatenablog.com

 

ピアノ5年って通常どれだけできるものなのか僕にはわからないんですが、どんなジャンルでも5年やってたらそこそこ出来るというか、やってない人と比べたら「めっちゃできる」くらいになってるんかなと思うわけですよ。思いますよね?

 

だから例えば、こんなシーンがあったとしてですね。
親戚とか友達の親とかでいいんですけどとにかくチャト坊がピアノ習ってるってこれまで知らなかった大人がですね、実は5年やってるんです、って知ったら、だいたいがこういう反応になると思うんですよね。

「すごーい、え、じゃあちょっと聴かせて、簡単なのでいいから弾いてみせて」って。

これは試してるんじゃないんですよ、うまく弾けるのをみて褒めようという気持ちなんです。

 

で、どうなるかというと……、あいつ一曲も弾けないんです。

え?5年やってるんですよね?簡単な曲でいいんですよ?って思いますよね。
でもあいつ一曲も弾けないんです。

かつて発表会とかでうまく弾けた曲はあるんですよ。
でも今はその曲弾けません。。。

 

なんでなんで?どうしてどうして?と、そのからくりはすごく単純で、これまでもずっとそうだったんですけど、まず課題曲が出ますよね、それを練習して弾けるようになります。この時は弾けるんですよ、この時だけは弾けるといってもいいんですが。

で、それを先生の前で弾いて合格となります。すると新しい課題がでますね、少しずつ難易度の高い曲を課題として出していくという普通の流れです。

ここで問題が起きるんですが、新しい曲を練習するようになると前の曲は練習しなくなりまして、そのまま弾けなくなるんですね。

だからあいつが弾けるのは常時、練習中の、ちょっと詰まるくらいの曲だけなんです。

 

新しい課題を始めると前の課題曲が弾けなくなる!

 

なんか…、ピアノってこれでいいのかなって思いまして。
レパートリー全然増えないじゃん!って。

僕が習ってないんでわからないんですが、うまくなったらどんどんレパートリーが増えてく気がしませんか?

 

だからこないだ言ったんですよ。
「新しく練習として出された課題だけじゃなくて、前に花丸もらった曲も、毎日1回は弾こう」と。
「そしたら弾けなくなることないから。めっちゃ練習して弾けるようになった曲が弾けなくなるのってもったいなくない?」って。

これ、普通の感覚ですよね。だっていつまでたっても一曲も弾けないって、それピアノ弾けないのと同義じゃないですか。毎日ピアノ弾いてるのに=ピアノ弾けないだったらかわいそうですよね。本人も残念な気持ちになりますよね。普通はね。

だから僕と妻とで諭すように言ったんですね、ステレオで。
そしたらどうなったと思います?

 

あいつ、めちゃくちゃ嫌そうな顔するんですよw
そんな顔いままで見たことねーわ。なんだよその顔。

たぶん本人からすると「なんで先生から出された宿題以上のことしなきゃいけないんだ」って感じなんですよね。

 

5年もやってきてそんなことあるんかよ。。
ピアノというものに対してこいつの関心のなさすげーなと思った午後でした。