9月の発表会に向けて絶賛ピアノ練習中のチャト坊。
いつも怠け気味だったのがとうとう先生にばれて、只今ギアを1段も2段も上げて鍵盤に向かっているんですが…。
この発表会に向けたピアノの練習がね、すげぇんですよ。
(まぁ楽器系はみんな同じだと思うんですけども。)
ピアノってだいたい課題曲があってその曲自体に習得すべき技術が入っていて、
曲を弾けるようになることで目的の技術を習得していく、っていう流れで上手くなっていくものなんですね。
で、日々の練習ではですね、まぁ習得率そこそこでも次に進んでいくんですよ。
ある程度で次に進んでも毎日練習してれば上達はしていきますから。
でもね、発表会ではある程度じゃ駄目なんです。
ちゃんと人前で弾けるくらいの完成度じゃないといけない。
先生もそれを目指しますし、僕ら親もそれを望んでます。
あいつがそれを自覚してるかは……謎なんですけどねw
だからなんというか……、
身も蓋もない言い方をするとピアノの練習って「弾けるようになるまで弾く」なんです。
スマホゲーのガチャにおける「出るまで回せば必ず引ける」と同じ。
サッカーのリフティングでいったら「100回出来るようになるまで練習すれば100回出来るようになる」みたいな。
なにそれ、禅?
はい、それを地で行くのがピアノです。
もちろん家で練習してるときにテンポがずれてるよとか今音変だったよとか音符一個多く弾いてるよみたいなミスの指摘とか、
この部分よくひっかかるからここだけ10回多くやろうとか、躓いてもいいから最初から習ったところまで通して弾くことは必ずしようっていう練習のやり方についてのアドバイスはいくらでもしてあげれるんですが、
結局最後はチャト坊自身で「弾けるようになるまで弾く」しかないんですね。
実はピアノの先生もですね、
弾き方を教えることはできるんですけど、それを身に付けて弾けるようにすることは出来ないんですよ。
本人がやるかやらないか。
弾けるようになるには弾けるまで弾くしかない。
結果、良く言うのが落ち着け、焦るな、急ぐなゆっくり、丁寧にみたいな言葉で。
とにかく時間をかけて数こなすしかないので、途中で投げ出さないように声かけしてあげるというか。
最終的にメンタル修行みたいな様相を呈してくるんですよ、ピアノって。
発表会までの期間が短くなってくると、
これ本当に弾けるようになるのかなっていつも思うんですけど、経験上大丈夫なんです。
弾けるようになるまで弾けばいいだけなんで。。。