うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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子供への期待と諦めきれない親(サッカーの場合)

このところチャト坊は1週間くらいの短期サッカー教室に行ってたんですよね。
春休みなんで。そういうのがあるんです。

 

これには二つの理由がありまして。

一つは、僕がテニスの上達にはサッカーが関連していると信じているからですね。
つまりサッカーが上手くなれば自動的にテニスが上手くなると、信じているんです。
※その辺の狂信的な感じはこちらから↓

undoshinkeikaihatu.hatenablog.com

 

二つ目は単純に「サッカーを諦めきれてないから」ですね。
僕のサッカーじゃないですよ、息子のサッカーをです。
息子がじゃないですよ、僕がです。

これ、良くない傾向ですよね。子供ではなく親が諦めきれないからやらせてしまう。
一番あかんやつですよね。でもしょうがないです。もう魔力

チャト坊がサッカーやってた頃の話はこちらから↓

undoshinkeikaihatu.hatenablog.com

 

でまぁ月曜から木曜日までそのサッカー教室に行って、最後の金曜日にまた別なスクールで1日ゲームするみたいなのにも参加して…と、春休みということもあり全開でサッカーやらせてみたんですね。

 

木曜までの教室には僕がついていきまして(半休連打w)、できるだけ優しい目でみてはいたんですけど…。
見ているうちに、ああ、この感覚久しぶりだわって思いましたね。
(これ一生感じない親御さんもいると思うんですけど、感じたことないことを幸せだと思ってくださいマジでーーー。)

参加者の中で明らかにあいつが一番下手って感覚、全然ついていけてないっていうか、運動能力以前に頭が悪いっていうこの感覚、久しぶりだわー、って。

以前サッカーやってたとき、4年間ずっと感じてたあの気持ちが蘇りまして。

 

だって練習見てて途中で妻に送ったメッセージこれですからね。
「1対1やってるけどあいつぷりぷりしててかわいいだけや」
「ぷりぷりのわりにはがんばっとる」

妻からは、「かわいいならええなー」って返ってきましたけどw
よくない!

 

1日の終わりには30分くらいゲーム形式でやるんですが…。
久しぶりだからプレスすることすら完全に忘れて「ただいるだけって感じ」のあいつに
「今見てて父ちゃんも思い出したんだけどさ、自分の近くにあるボールにはプレスに行かなきゃいけないんだったわ、忘れてた父ちゃん。ちょっと次やってみたら上手く行くとおもうよ、おまえ守備めっちゃうまいからさ」とかいってですね。

ボール貰う時も
「自分がフリーになったときにさ、ボール持ってる人の顔を見るようにしたらいいと思うよ。そうしたらその人もあ、あいつはボールを出してもいいんだなって思うからさ。声なんか出せたらもっと安心してボール出せると思うよ。それって味方を助けてることになるんだよ」とかいってですね。

攻守の切り替えについても、あいつのチームが休んでて(全3チームで1チーム休み)他のチームが試合してるときにそれ見ながら
「相手がボール持ったら戻る、見方がボール持ったらあがる、ほら今!今戻る!今上がる、今戻る!、今攻撃、今守備、今攻撃と思ったら守備!」
とか繰り返してですね。

 

それにともなってだんだん動きも良くなっていって、最後には年上の優しい(かつ、めちゃうまい)お兄さんのパスで点も決めれて、あいつ自身はすごく楽しかったようですが……やっぱりおまえにはまだちょっとサッカーは難しいよね。と思ったんですよね。

 

で、金曜日の1日ゲームには僕は行けなかったんで妻が行ったんですけど、後で聞いたらゴールキーパーやったときすごく動き良かったと(こういうのって全員が交代でキーパー回ってくるんです)。

へぇ、ちょっとテニスの効果出てるんかなと。だってキーパーってやってることほとんどテニスだと思いませんか?これはもしかして…才能?とか思っちゃいまして。

 

で、次の日かキャッチボールしてるときにあいつに聞いたんですよ。
「キーパーやったんだって?すごく良かったって母ちゃん言ってたで」って。
そしたらあいつ
「うん、でもキーパーは点取れないからつまんないんだ」って。

もう親の期待と全く噛み合わない!