うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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テニスにおいて棒立ちって良いの?

4月は結構妻とも一緒にチャト坊の試合を見る機会がありまして、やっぱり一人で見てるより気付くことが多いんですよね。

お互い素人とはいえ、見てるところがちょっとずつ違っていて。

 

で、ランチパックとか食べながら感じたことを話してるうちに、あれ?あいつ相手のサーブのときとかめちゃくちゃ棒立ちじゃね?って話になったんですよね。

それから、実はサッカーのディフェンスのときにめっちゃ棒立ちだと思ってて、と妻。だから前からスピードに乗ってきた子にすぐ抜かれると。僕もゴールキックのとき最前線にいるくせにめっちゃ棒立ちで、と。だからいくらフリーでも絶対ボール来ないと。チャト坊の棒立ち話で盛り上がっちゃいまして。

 

一般的に棒立ちってのはただ突っ立ってるだけのことを言いますよね。じゃあその反対はというと構えてるになるわけです。

つまり棒立ち⇔構えてるってことですね。

 

だいたいのスポーツでは半身とか腰を落としてる形構えてるにあたるんですね。

じゃあ、半身じゃないやつ、腰を落としてないやつは構えてないの?っていうと、それは全然違うと思うんですよ。実際は半身じゃなくても腰を落としてなくても構えてるってのは成り立つと僕は思ってて。

それは心が構えてるってことなんです。

心が、今から向こうからボールが来る、それに対して俺は動く、って思ってたら、それは例え腰を落としてたりしてなくても(はたからみれば棒立ちと見える形でも)構えてるなんですよ。

逆にどれだけ半身で腰を落としてても、心が天空の蝶に囚われていたらそれは構えていないってことになるんですよね。

 

この流れ……、チャト坊は形は構えてないけど心は構えてるの流れだと思いますよね。

違いますw

まずもってあいつ、何の構えもしてないんです。相手がサーブ打つってときですよ。

でも心が構えていたらいいんですよね?
ですです。

ただね、チャト坊、むしろ心の方が棒立ちなんですよね。
これ逆にこうしろって言って腰落とさせても、半身にしても、形だけ作ってもダメなやつです。
心が構えてないんで。

心身ともに棒立ち。棒立ちの完全体それがチャト坊なんです。

おまえ数年間続けてる空手の構えはどうしたよ…。

 

ハラホロヒレハレー♪

 

この心身ともに棒立ちって感覚、日常生活でほとんどないと思うので、それどういう状態なんかなってちょっと興味出てきまして。

いったら僕が何にもとらわれずただ立ってるだけってときってどんなときってことですよね。これを結構真剣に考えたんですよね。

そうしたら実生活でそもそも一つのところに立っててもまともだと見られるシチュエーションってほとんどなくてですね。
だいたい歩いてるか座ってるか並んでるなんですよw

で、出た答えが「電車を待ってるとき」です。

 

電車を待ってる時って、ただ突っ立ってってもおかしくない唯一の時なんですよ。
むしろただ突っ立ってることが一番普通というか。

それ以外で町中でただ突っ立ってたら意外と危ない大人なんですよね。人って動いてるものなんで。並んでる以外ですよ?

で、その電車を待ってる僕に、誰かがそっとラケットを渡してこう言うんですね。
「両手で持ってなさい」と。

だから僕、両手でただ渡されたラケット持ってるんです。
頭の中は電車あと5分こないなー、みたいな感じですよね。

もちろん正面からボール飛んでくるなんて思ってないですし、ましてやそれを手に持ったラケットではじき返そうなんてサラサラ思ってないです。
電車来たら乗ろうって思ってるんですから。

でもですね……、
これが、今まさに向かいのコートから相手がサーブを打とうとしているときのチャト坊の状態なんです。

これが心身ともに構えてない状態、棒立ちの完全体です。

 

どうですか、電車待ってるオッサンにただラケット渡した状態って、テニスコートにいたら絶対心も体も構えてないですよね。てか誰もが「前見ろ!」「ボール見ろ!」って思いますよね。はい、それがチャト坊ですw

これ大丈夫なんかなぁ。

まぁ僕らは放っておくんですけどね。

なるようになれい!