学校から帰って来たチャト坊が鼻歌歌ってだんですけど、何とはなしに聴いてて、あれ、あの曲に似てるなって。
でもあいつがそんな曲知ってるわけないしな…って。
でもなぁめっちゃ似てるしって。
もっかい注意深く聴いたら――やっぱりその曲なんですよね。
ええ、なんでなんで?? なんで知ってるの? と一瞬頭がパニックになりまして(大げさ)。
その、チャト坊が知ってるわけがない曲がこれ。
角田信朗『よっしゃあ漢唄』です。
おいおい、これパチンコの曲じゃんw
しかもだいぶ昔のやつだからね。
お父さん、これ結婚前に友人とカラオケで歌いまくってたわ、斬!斬!斬!斬!っつって。
って急に襲ってくる思い出を押し殺しながら「その曲どしたん」って聞いたところ「甲子園でやってたよ」と。
どうやら野球の応援歌として知ったみたいなんですね。
ああ、なるほどね、野球の応援歌ね、それでなんとなく腑に落ちたと。
小学校三年生とパチンコの曲という、本来絶対に交わることのない存在を引き合わせるもの――それが野球ですw