うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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最近の子は他者とする1対1のゲーム経験が圧倒的に足りないという話

ちょっと前(といっても今となっては結構前かもしれない)に、チャト坊が通ってるテニススクールのコーチと話す機会がありまして。

僕が行くのが珍しいから話しかけてきたのかもしれないんですが(普段は妻が送り迎えしてます)、まぁなんやかんや話したんですね。

 

その中で印象に残っているのが、ご家庭で将棋ってやったりしますか?という話で。

 

我が家には将棋、囲碁、オセロとそういった類のゲームはそろってはいるんですけど、じゃあこれまでどれくらいやってきたのかっていったら、正直あんまりやってはいないんですよね。

子供のいわゆる知育に良いだろうな程度で購入して何回かやった程度で。

 

でまぁこんなに細かくは話してないですが「将棋は、あんましないですね」ってところから話は進みまして。

コーチ曰く「今の子は他に娯楽が多いから(単純にテレビゲームとかですよね)、そんなに将棋とかしないかもしれないけど、1対1のゲーム経験というのはテニスにとってすごく良い効果がありますよ」ってなことを言われてその時は終わったんですけど。

それからずっとそのこと考えていて…。

 

つまりテニスも1対1のゲームだから、形は違っても1対1の対人ゲームをすることはテニスをプレイするにおいてプラスになるってことですよね、たぶんね。

で、ここでいう1対1ってもちろん他者との1対1なわけで、イコール現実の人間ですよね。

 

だからテレビゲームでいくらコンピュータと対戦してても、例えばそれを1000試合やったとしてあんまり意味ないってことです。テニスにとってはね。

テレビゲームは結局プログラムなわけですし、それ組んでるのもどっかのおっさんなわけですから。

その道スペシャルなおっさんではあると思うんですが、いずれにしてもそのプログラムの動きは作り手という枠からは出ないと(テレビゲームでも現実の人間との対戦であれば多少は意味あるのかもしれないですけどもそれでも)。

でも例えば自分より上手い下手関係なく、他人と何かやるってなるとほんとに予想もつかない動きするときありますよね。

それが子供ならなおさらです。

 

そう考えていくと確かに今の子どもって対人というか、他人と向かい合ってきっちり勝敗を決めるということをあまりやってない気がするんですよね。かけっこですら勝敗付くの嫌な子供もいますから。

考えれば考えるほど、全然足りないっていうか圧倒的に足りない気がしてきてですね。
たぶんほとんどの子どもが他者と1対1で勝敗付けるとかやったことないんじゃない?って。

 

とまぁそういうわけで、我が家では結構意識的にオセロするようにしています。

ほんとは将棋とか囲碁とかがいいとは思うんですけど、将棋は一局終わるのに結構時間がかかりますし、囲碁は単純に難しいんですよね。

どちらも打ち方によって終局までの時間が変わりますし。

その点オセロは結局双方が盤上のマスを埋めたら勝敗がつくわけで時間ってお互いの考慮時間だけなんですよね。お手軽。


実際、テニスにどういう影響があるかはわかりませんが、オセロが子供の頭脳発達にいいっていうことはもとから言われているので、ちょっとでも気になる方は取り入れてもマイナスはないんじゃないかなと思います。

とはいえ、よしやるぞ!と意気込んでも意外にやる時間ないんですけどね…。特に親があんまり付き合えないという…。

でも1000局達成できればきっと何かが起こるはず。