夏休みの宿題でいつも最後に残るやつ、それが自由研究。
のび太が困って地球作っちゃうあれですね。
自由、って言われると途端にハードル高くなっちゃうんですよね。
何やってもいいわけですけど、何やってもいいて言われてもさ、って。
でリアルのび太こと、うちの子チャト坊もですね、
夏休みの初めの頃は「厚紙で甲子園を作るんだ!」って息巻いてたんですけど、
作りかけのままいつの間にか放置、そのまま夏休みも終盤を迎えてしまったと。
去年も確か見たぞこの光景って感じですよ。
たぶん来年も見ることになるんでしょうけどね。
で、例年だと妻の方から助け舟が出るんです。
まず、やってみたいことをなんでもいくつでも良いからノートに書きだしてみる、
その中から途中で詰まっても良いのでとにかく一個やってみようって。
自由研究最大の壁って「何やったらいいんだろう」なんで、
そこを突破させてあげるってことですね。
ただ今年のチャト坊は一味違いました。
もうすぐ夏休みも終わりだけど自由研究どうするん?って聞いたところ、
「俺はもう考えてあるんだ」とのこと。
へー、甲子園の続き作るんかなって思ってたら、
なんと「お話を書くんだ」と。
お話って物語ですね、いったら小説です。
おお、こいついきなりすげーなと思いつつ、あっさり投げ出された甲子園が哀れに思えたり。
じゃあせっかくだからとコクヨの原稿用紙買ってきてあげて、これで書きなと渡したんですね。
それから毎日せっせこ、せっせこ、時間があれば書いて、
1日の終わりに僕と妻に見せにきて褒められてまた書くというサイクルが生まれ、
最終的に18枚くらい書いたんですよ。
400字詰めなんでね……僕のブログ10回分くらい?
というわけで今回から10回にわけてうちの子のお話を全文掲載したいと……いや、しないですww
なんでかってあいつが書いたお話、全然面白くないんでw
面白いというよりほほえましいですかね。それも実の親だけに。
概要だけ紹介すると、
鳥が三羽出てきて、日本一周レースに参加するって話です。
なんか道中ずっとタカに襲われてるんですけど、それはそれとして、
どこどこ行って何やって、次にどこどこ行って何やって、次にどこどこ行って、と子供がよく書くお話の典型みたいな内容ですね。
タイトルももちろん「○○の冒険」です。
面白いのが、もとい!ほほえましいのが、
書いてるときに見たことや知ったこと体験したことがそのままダイレクトに出てくることで。
例えば佐渡で金を掘ったりですね。
(7月に佐渡島の金山が世界遺産に登録されたから)
あとはレース中ずっと雨が降っていたりとか。
(夏休みの後半雨ばっかりだったから)
そんな調子で書き終えたのが夏休み最終日、
というか、最終日まで書いてて明日が提出だからそこで終わらせたんですけど、
毎年こんな感じだからチャト坊の自由研究が終わると、あー夏休みもこれで終わりだなって、思うんですよね。