うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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右投げ左打ちの理由(わけ)

野球って、ホームベースの左右にバッターボックスがありますよね。

打者はそれぞれ好きな方のボックスに立ってボールを打って良いんですが、
左バッターボックスに立つのが右打ち、右バッターボックスに立つのが左打ちです。

 

いきなり左右がてれこで出て来ちゃって、ん?となった方は、
正面から向かってくるボールを体の右側でとらえて打つのが右打ち
体の左側でとらえて打つのが左打ちと考えるとわかりやすいかもです。

まぁこんなに難しく考えずとも、
右利きの人に特に何も教えずに自然にバットを持って構えてもらうと、ほとんどの人が右打ちになるはずです。

 

ちょっとこちらの記事でも触れてるんですが、

undoshinkeikaihatu.hatenablog.com

両手で棒状のものを持って縦に振ろうとしてみてください。
右手が上、左手が下になると思います。
そこから横に振ろうとすると、わざわざ手がクロスするように左側では振らないはずです。自然、体の右側で振る…すなわち右打ちです。

 

で、うちの子チャト坊はというと、箸を持つのも鉛筆持つのもボールを蹴るのも投げるのも全部右のパーフェクト右利きボーイなんですが、野球のバッティングだけは左なんですね。

これ、自然にそうなったのではなく人為的に(つまり後天的に)左打ちにしたんです。誰がって僕がw

 

野球界において右投げ左打ちのメリット、デメリットやそれがもたらす功罪みたいなもの(左打ち増え過ぎじゃね?)については色んなところで話されているんですが、チャト坊の場合は野球でどうこうはあまり考えてなくて、むしろテニスに関係してるんですね。

 

 

あいつはパーフェクト右利きボーイなんで、テニスラケットを持つ時はこうなります。

フォアハンド(体の右で打つ時)…左手上、右手下
バックハンド(体の左で打つ時)…左手上、右手下

※なんでフォアハンドで利き腕が下になるかというと、これは後々片手フォアに移行するときに左手を使わなくするだけで良いからですね、たぶん。この辺いずれ記事でまとめようと思っています。

※あと、テニスって実はラケットの持ち方めっちゃ自由なんで、上の例とまったく逆の方もいますし、左右で持ちかえる人もいます。とにかく自由ww
どっちが利き手かはサーブ打ってる方の手で判断してくださいww

 

これを野球のバッティング時の持ち方と重ね合わせるとこうなります。

【体の右で打つ時】
・テニス 左手上、右手下
・野球  右手上、左手下 

【体の左で打つ時】
・テニス 左手上、右手下
・野球  左手上、右手下

 

どうでしょうか、体の左で打つ時に完全一致してますよね。

 

わかりやすくいうと
テニスとバックハンドと野球の左打ちって道具の持ち方も含めて同じじゃね?
ってことです。

 

だから、どうしてチャト坊に左打ちさせてるか?という問いに対してはバックハンドってそもそも苦手な子多いみたいなので(利き手と逆でとらえるので当たり前なんですが)その克服に少しでも役に立つようにってのが答えとなるわけです。

つまり野球のバッティングをテニス上達のために犠牲にしてるとw

見よ、このテニス主体の考え方。

 

もちろん本人にはそんなこと言わないので、じゃあ本来の右打ちからどうやって左打ちにしたのかっていうと…。
あいつ阪神ファンで近本光司が好きなんで「近本、左で打ってるよ」で一発でしたww

単純な男よ。