うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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運動神経ない子がボールを投げ続けていたらどうなるか(体力測定ソフトボール投げ)後編

小学校あがる前から僕とキャッチボールしていたにもかかわらず、うちの子チャト坊のソフトボール投げの記録が散々であるという話を前回しまして。

undoshinkeikaihatu.hatenablog.com

 

これまで1~3年と体力測定が行われたわけですが、年を追うごとに平均から引き離されていったんですね。

3年生の記録を見た時は、まぁこいつは駄目なんかもな…。最初に投げた時からセンスなかったもんな…。みたいな感じになりまして。なんせ2年のときの記録と同じだったんで。これですね…。

1年生
5m ※全国平均8.6m

2年生
9m ※全国平均12.1m

3年生
9m ※全国平均16.4m

うーん、ワンダホー。
ところが…それが何と、ワンダホーが何と、わずか半年もしないうちに大逆転となったわけです。

 

で、今回後編では大逆転の話の前にじゃあ一体どこから逆転したんかなというところを検証していきたいなと思いまして。僕もこの記事書きながら整理していきますw

 

まず、体力測定の結果って二学期の半ばとかに不意にくるんですけど、実際記録を取ってるのは一学期なんですね。たぶん。地域差あるのかもしれないんですけど。
なので、とりあえずはあいつが3年生の一学期までは9mしか投げられなかったのは確かだと。

さらに10月くらいに毎年地域のスポーツ祭みたいのがあって。
身長とか垂直跳びとか握力とかいろいろ測れる企画があるんですね。子供だけじゃなくて大人もできるんですけどw

その時にスピード測定とストラックアウトもやったんですけど、もう的に一球も行かなかったですからね。
スタッフもちょっとびっくりして「あぶないからちゃんと狙ってなげてね」とかいう始末。
チャト坊はeスポーツコーナーのサッカーゲームに夢中でしたけど。

だから10月もまともに投げられなかったのも、またこれ確かなんです。

 

で、大逆転の日はいつかといいますと年が明けての3月ですね(めちゃ最近w)。
これは地域のソフトボールチームが主催したもので、いったら体験会なんですけど、そこでソフトボール投げの記録測定があったんです。

場所がそもそも通ってる学校だったので一人で行かせたんですけど…。

終わったあとあいつ、
「父ちゃんに教えたいことがあります」
「母ちゃんにも教えたいことがあります」とか言いながら帰ってきましてw
演出するというか引っ張るタイプなんですよね。

 

ではその記録というとですね…(僕も引っ張るタイプなんですよねw)
これです!

24m!(えっ!!!!!?)

 

なんと倍以上!一学期に9mだったやつが、三学期に24mですよ。

久々に親の予想を超えてきましたwいや初めてかもしれん。

ハラホロヒレハレー♪

 

実はあいつと日々キャッチボールをしていくなかでですね、「あれ、ちょっと投げられるようになってきたんかな」って手ごたえがあったのが12月くらいなんですね。だから3月の体験会ではいい記録でるかも、とちょっと期待はしてたんです。

とはいえ、こうやって整理してみるとですね10月からわずか2か月くらいでボール投げが劇的に変わったということがわかります。僕も今認識しました。

当然じゃあその間何があったんだ(何をしたんだ)って思いますよね。これが本題です。
すみません、引っ張るタイプでw

 

何かなぁ、何かあったかなぁと右上くらいに視線を漂わせていると、確かにあったんですよ。
それは…阪神の日本一ですw

 

チャト坊は去年から(リーグ優勝ちょい前)くらいからの阪神ファンでして。
これ夏に妻の実家に帰ったことが結構影響してるんです。

妻の実家って関西なんですね、で、両親ともに根っからの阪神ファンなんですよ。
ちょうど夏はリーグ優勝前でマジック点灯とかの時期で、あいつ毎日おじいちゃんと野球みてたんですね。でそのまま阪神ファンになっちゃったんです(まぁそうなるよなとは思うんですけど)。
※ちなみに妻はもともと阪神ファンですw

 

今あいつが野球に夢中というのはいくつかの記事でも書いてるんですが、その発端がこの夏でしたね。

で、そこから急激に野球に興味を持って、阪神の勝利とともにキャッチボールにも熱が入るようになり、それが実を結んだのが阪神日本一を経ての12月くらいと。
美しい話だ…。

 

その頃はうちの家の中でもボールを投げるようになりまして。

リビングから玄関のドアまでが一番直線距離取れるんで、そこからドアの内側に向かって全力でボール投げまくってたんですよね。うまくいくと真っすぐに球が返ってくるんで。

軽くじゃないですよ、セットアップから全力で投げるんですw

最終的に靴箱の上に置いてあった鏡を割っちゃいまして、誰かさんのものすごい怒りを買ってそれ以来禁止にはなったんですけど…。

 

もう一つ思いつくのはキャッチボールするときに僕が何も言わなくなったことですね。
それまでは、やれ肘の位置がどうとか、足をどれだけ上げるとか、体重移動がどうとか、顔をどこに向けるとかあいつが投げるたびに言ってたんですけど一切言わなくなりました。

なんでかというと3年のソフトボール投げの結果で諦めかけた(いや正直諦めた?)からですね。
だってどんだけやっても1年前と同じ記録なんですからw

でも今思うとそれが逆に良かったのかなと。
大人からみたら最初は変なフォームでも回数投げていけば、ボールを投げられる動きに収束していくもんなんですよね。

 

つまり、2か月で劇的にボールが投げられるようになった要因として、

何があったんだといえば、野球が好きになった!

何をしたんだといえば、親が余計なことを言わなくなった!

と、この2点があげられるんかなと。

 

こうまとめるとよく言われるスポーツジュニアの成長においての大事なことがもろ繋がってるじゃんって感じがしちゃいますよねw

あともう一つ上げるならば継続は力なり!ですかね。
例え「まるで成長していない……」だったとしても「あきらめたらそこで試合終了ですよ」と。

今平均以下でも続けたらどっかでぶっちぎることあるっていうね。