うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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テニスのサーブというものをマジマジと見てて気付いたこと

息子が小学3年生になってこれまでのクラスから競技テニス方面のクラスに上がったときに、一番最初に「これは自主練もしなきゃな」って思ったのがサーブだったんです。

 

今までのクラスでもサーブってときどきは練習してたんですが、まだ1~2年のしかもエンジョイテニス的なクラスだったんでまぁそんなにきっちりやるわけじゃなくて。

でも、競技クラスに上がった途端に事情は変わります。だって、サーブ入らないと試合にならない(始まらない)ですから。

 

そこでサーブ練習があるんですけど個別レッスンではなくてグループレッスンなので、すでにある程度できる子も、チャト坊みたいにほぼ初めての子も同じ練習なわけです。

大体マッチ練習の前に時間取ってあるんですがたぶん10分~15分くらいですかね。
えーと、その様を見てたんですけど……初めてサーブやるやつにとっては全然練習量足りない!と。
つまりやり方は教えてもらえるものの、身に付ける(習熟する)時間がスク―ルの練習には存在しないんです。

 

だからじゃあこれ自主練だ!と、思ったわけですよ。

ピアノとか音楽系のスクールと同じ感覚ですかね。やり方を教えてもらって、自分でそれを身に付けて次のレッスンで新しいことを教わって、それをまた自分で身に付けていく…っていう。

 

というわけで、サーブ練習できるところってことでテニス用の壁打ち場を探しまして。
ちょっと遠いんですが良いところ見つけたんですね。
※午前中の早い時間帯とお昼(11:30~12:30)くらいは空いてる…w

テニス用じゃない壁は近くにあるんですけどね…。

undoshinkeikaihatu.hatenablog.com

 

で、チャト坊と一緒に出掛けていって「スクールで習ってる通りにやってみ」って言ってサーブやらせてたんですよ。

まぁ経験ないのでうまいわけないんですが、安定性がないというかですね。
うまく行くときはあるにはあるんですが、その確率がすっげー低いというか。
いったら最初のトスが安定してないというか。

トスが良い位置に上がってないからやり直し、トスが良い位置に上がってないからポコッとしたサーブになる、とかが多くて。僕も「ああ、サーブってまずはトスの安定性からなんだなぁ」とか思って見てたんですね。

 

で、突如気付いたんですよ!
サーブって左手使ってボールあげてるじゃん!って。

 

今更どうした、と思う方もいるかもしれないですが、これ僕にとってはエウレカでして。
つまりサーブって、まず自分の思ったところに利き手じゃない手でボールを投げ上げる必要があるんですよ。(うちの子は右利き)

そりゃ難しいに決まってるわ、左手でボール投げたことなんてこれまでないんだからw
いきなり思ったところにうまく上げれるやつなんていないだろよ、右手ですら最初は難しいわ、とめちゃくちゃ納得したんですw

これ結構盲点だと思うんですよね(少なくとも僕には盲点だったんですが)。
だからもしね、お子さんでもご自身でもいいんですけど、サーブし始めでなんでうまく行かないんだろうって思う方、それ利き手じゃない方使ってボール投げてるから仕方ないですw

じゃあ利き手で投げましょうって話じゃないですよ(利き手で投げたら逆に反対の手で打たないといけないですから)。利き手じゃない方でトス上げるからサーブってそこからして難しいものなんですよってことですね。

 

それに気付いてからチャト坊にはとにかく左手でのボールの扱いの練習をさせましたよ。一旦サーブは置いとけ、まずは左手じゃ。

左手で上にボールを投げる練習。上がったボールを左手で取る練習。
お手玉も右手開始じゃなくて左手開始。大好きなキャッチボールも左手で。
結果、おばあちゃんから左利き用のグローブを買ってもらう始末(あいかわらず誘導してるんですけど)。

 

それが実ったのか、まぁ今は普通に試合できるくらいのサーブが出来るようにはなりました。

なので、サーブってか、トスから上手くいかないなぁこいつって思ってる親御さん、その手、利き手じゃないからって思うと一旦優しくなれるかもしれません、よ。