うちとこの運動能力開発ブログ(ジュニアテニス&少年野球編)

  我が子の運動能力開発について語ります、語りたい ~Love means nothing in tennis,but it's everything in life.~

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返球時の危険エリアを覚えろ!

ラリーの中で相手コートのど真ん中にふわっとしたボールを返すことが多いチャト坊。

真ん中ってのはサービスラインとセンターラインの交わるちょうどTの字になってるところで、ふわっとした山なりボールはいわゆるチャンスボールですよね。

毎度程度の低い話ですみません。

 

まぁふわっとした山なりのボールはいいとして(良くはないんですけど)、場所ですよ場所。返球の場所。

これ、どこかで危ないって見たんですよ。

相手コートを9分割した場合のど真ん中の位置なんですが、プロとアマチュアの返球の統計取ると、プロは明らかにアマチュアよりもこのど真ん中に打つ確率が少ないらしいです。

ここって相手が余裕をもって自分の好きなように打つことができる位置だから、危険エリアというわけですね。

だから出来るだけここには打たない方がいい、深ければ何の問題もないんですが……。

 

反対に相手からこの位置にボールが来ることももちろんあるんです。

あいつどうすると思います?

ふわっとした山なりのボールでど真ん中に返すんですよ。
はい、チャンスボール製造機チャト坊です。

 

でもこれ、流石にいつかどうにかなるだろうと思って見てたんですよね。

実際やってるのはチャト坊なわけですから。

どっかで「この位置に来るボールは打ちやすいな」とか「あー、しまった、(相手にとって)いい位置に返しちゃった」とかだんだんわかってくるもんじゃないの?って。

 

ね…。

だんだんと、ね…。

まぁあいつは決して察しが良かったり要領がいいわけじゃないですから、ね…。

 

…。
……。
………。

 

もう勘弁ならん!

いつまでも!

ど真ん中に!!

ふわっとしたボール!!!

 

こりゃあいつ自身の気付きなんて待ってられないなと。

頭に直に絵として流し込むしかないと。

このあいだ試合(スクスク)の帰りにスマホでテニスのコート見せてですね、ここに打ったら駄目なんだよ、駄目。
プロの人がそう言ってるから、って言って。

そのあと家で、以前録画してたウィンブルドンでの望月慎太郎・ハチャノフ戦を一緒に見てですね。

これ。

news.yahoo.co.jp

 

そしたら面白いくらいに、ど真ん中に打っちゃった方がポイント取られるってシーンが出てきて。
「あ、ど真ん中、危ないぞ」みたいなみたいな。

これはもう我が家の鈍感息子と言えどもさすがに頭に入ったらしく、とうとう試合後に「結構真ん中に行っちゃうことあったなー」とか口にするようになりまして。

はい、成長。

明らかに成長だわ、こんなもん。

 

ど真ん中に打っちゃうのは仕方ないんです。

いつも良い体勢で狙ったところに打てるわけないんで。実際プロだって行くことはあります。

ただ、そこに打っちゃったときに「やべ」って思えるか、反対にそこにボールが来た時に「良し」って思えるかが大事で。

そういうのがないとそこに持ってくのにじゃあどうするか、っていうのが考えられないですから。

逆算の起点というかね。

 

だから思ったんですよね。
次回のスクスクではとにかく相手のバックハンド側に集めてみろ、とかやらせた方がいいんかなとかね。こうやったら結果どうなる、みたいなのがうちの子にはもっと必要な気がしてきてるんですよね。

※もちろん自分でいろいろ気付いたりできるお子さんにはまた違う接し方が必要だと思いますが、チャト坊はこんななもんで…。