ジュニアテニスという分野(分野?)はかなり低年齢化が進んでいるようで、
いったら幼稚園入るかどうか、自分の名前も言えるかどうか(うちの子は幼稚園の面接で名前を聞かれたときに、前日練習したにもかかわらず『ぶばべばあばばべぇあー』と答え、もうあかんな、これ落ちたわとすごく優しい気持ちで抱っこしがら帰った記憶があります)の時から、がっつり週5でテニス漬けというのも一部にはあるみたいですね。
我々の(わたしと妻の)運動能力開発の観点からいくと、幼少期に一つのスポーツに特化した運動をさせるのはあんまり良くないと思っていて、同じ動きの精密さを突き詰めるよりもU12くらいの子には今まで経験したことのない動きを体験して欲しいと思うんですよね。
(たぶんこんなことしてたらテニスでトップにはいけないとは思うんですが、トップに行く確率考えると、すべての時間をテニスに費やしても普通はいけないわけで。)
僕らが小さい頃、ブランコにのって、サンダルをどれだけ飛ばせるかとか競ったもんですが、(あとはタイヤを坂から転がして誰が一番遠くまで行ったとか)今そんなことやってる子みないじゃないですか。でもそれって、例えばその行動が直接メッシにはつながらないかもしれないけど、もっと低レベルではあってもどこかでサッカーに繋がったりがあったかもしれないんですよ。
まぁ、自分が何ものにもなってないので、別に楽しいだけで意味ない動きだったのかもしれないですけど…。
とりあえず言いたいのは、小学生のうちは余白がないとあかんということですね。
子供なんていきなり予想もつかないことにはまり出したりするものですから。